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デベロッパー, インタビュー

#デベロッパーさんに直撃 「なめこの巣」の美しすぎる動画リワード広告の実装! 世界観を維持しつつ起動率・DAUアップ! 株式会社ビーワークスさんに聞く

by Tatsuo Sakamoto on Jun 27, 2017

より多くの方にアプリのマネタイズのコツや成功事例について知ってもらえるよう、デベロッパーのみなさんの声を伺うシリーズ #デベロッパーさんに直撃 を AppLovin ブログで展開しています!前回はインディーデベロッパーの SELECT BUTTON さんにアプリのマネタイズ、ローカライズやユーザー獲得についてお伺いしました。第三回目は、株式会社ビーワークスダンボールなめこさんに、「なめこの巣」の広告実装を中心にインタビューさせていただきました。

「おさわり探偵 なめこ栽培キット」などの大ヒットシリーズを開発されているビーワークスさん。新作「なめこの巣」(iOS | Android) も今年の3月にリリースされましたね。開発までの経緯を教えてください。

「なめこ栽培キット」シリーズは、なめこを育てて収穫するカジュアルゲームのシリーズで、運用によって新種が追加されていくタイプのゲームです。今ちょうど700種を超えました。

そんなにいるんですか(笑)。ダンボールなめこさんは700種を全部把握されていますか?

そこがまさに開発のきっかけになっています。非常に熱心なユーザーでも、どうしてもなめこ一匹一匹の認知が薄まってしまったんですね。そこで「栽培キット」シリーズを継続しつつも、別の形でなめこ達の姿を見せることができ、なめこ一匹一匹をもっと可愛がれるようなゲームを作りたいと思いました。なめこ達が動き回って生活している姿をユーザーさんに見せる、というゲームシステムを思いつき、2013年頃に「なめこの巣」の企画が始まり、1年半前に本格的に開発をスタートしました。

そんなに前から企画されてたんですね。「なめこの巣」のマネタイズはどのようにされてますか?

課金、バナー広告、動画リワード広告を利用しています。今までのなめこシリーズのゲームは課金もなく、広告もバナーのみだったので、新しい試みでした。

動画リワード広告について伺いたいのですが、どのように実装していますか?

「なめこの巣」に関しては、動画リワードを「マネタイズのために」入れようという発想を最初から捨て、「入れたら入れただけでユーザーにとっても開発にとってもプラスになるよね」という仕様を考えた上で実装しました。「マネタイズのために」を優先すると課金売上とのカニバリズム論争やゲームバランスの調整にリソースを食われてしまうので、あえてそこに踏み込む必要はないなと。

あとはユーザーから見て明らかにマネタイズに走っている印象を与えたくなかったので、「なめこの巣」の動画リワード広告の実装は自然な配置を重視しています。都会から来たなめこが「都会には映画館があるから、あなたの巣の中にも映画館を建てたらもっと都会っぽくなるよ」と言って、映画館を建てるストーリーになっています。

シアター(映画館)が無事完成し、初めて動画リワードが出てくるのはランク19

この映画館で動画広告を見ると、アイテム交換に使える「スペシャルチケット」が付与されます。アイテムは、課金や他のログインボーナスで貰えない特別なものにしました。

動画リワード広告の実装

 

フリークエンシーキャップは1日1ユーザー1回なので、ログインボーナスをもらえる場所を1箇所追加したようなものです。本当は何回も動画広告をユーザーに見せた方が収益が上がりますが、もともとそれを目的にしていなかったので、控えめな実装になっています。ログインボーナスをもらえる場所が増えることによって、起動率がちょっとでも上がり、ついでにそこから収益を得られたらいいよね、と思ったので、あえて露出頻度を増やしませんでした。

控えめな入れ方でも、これだけ収益が上がるのはさすがですね!動画リワード広告を実装して、どのような効果が見られましたか?

最初は「チケット」で交換できる対象のアイテムが少なかったので、交換できるアイテムの中に自分の欲しいものがなかった場合ユーザーは広告を見る意欲が起きなくなり、視聴回数が落ちてしまいました。そこで、先月末にアップデートを行い、チケットで交換できる対象のアイテムを増やしました。そうした結果、再生数が伸び、起動率向上・収益向上にも繋がりました。

なるほど、報酬内容が色んなKPIに効いてくるということですね。ちなみに話は全然変わりますが、ダンボールなめこさんのは手作りですか?

はい、手作りです。最初は全身版を作ったのですが、動きにくかったので(笑)、頭だけにして現在に至ります。6年ぐらい同じものを使ってるので、意外と丈夫です。こちらに作り方をアップしているので、ご興味のある方はぜひご覧ください!

 

Tatsuo Sakamoto|Business Development, Strategic Initiatives