Share
デベロッパー

「課金型」スマホゲームが広告を導入?!国内事例のご紹介

by Tatsuo Sakamoto on Mar 7, 2018

日本は世界最大のスマホゲーム市場の一つであると共に、最もユニークな市場の1つでもあります。

米国やヨーロッパにおいてはスマホゲームの収益のうち広告によるものが占める割合が非常に高いのに対し、日本ではアプリ内課金による収益が主で、広告による収益の割合がまだまだ低いのが現状です。AppAnnie の App Monetization レポートによると、2015年の国別でスマホアプリの収益比率を見ると、日本は非常に課金の割合が多いことがわかります。

 

スマホゲーム 課金 AppLovin

また、グローバルの売り上げランキング上位のゲームアプリの収益モデルを見ると、課金と広告のバイブリッドの収益モデルが基本になっています。

課金のみの収益モデルにすることは大きな機会損失であるにもかかわらず、日本の大手アプリデベロッパー様の中には、アプリ内広告の導入に関して「ユーザー体験やアプリ内課金の売上に悪影響を及ぼすはずだ」という固定概念に囚われている方が少なくありません。

しかし実はこの1年ほどの間に、日本の有名な課金型ゲームでも、動画リワード広告などを導入し、収益向上・継続率向上に繋げている事例が増えています。

こちらのブログでは、日本の大手デベロッパー様の動画リワード広告実装例をスクリーンショットと共にご紹介いたします。

 

BANDAI NAMCO Entertainment Inc. ドリフトスピリッツ

レースゲーム「ドリフトスピリッツ」は元々アプリ内課金で収益化をしていましたが、ガソリンが回復できるチャンスとして動画リワード広告を実装。導入後の結果については、こちらの記事をご覧ください!

 

WonderPlanet Inc. クラッシュフィーバー

アプリ内課金が主な収益源のゲームの場合、動画リワード広告を利用してユーザーに「擬似的な課金体験」をさせることによって、課金のメリットを印象づけることができます。従って、ユーザーがゲームプレイを始めた初期段階から動画リワード広告を表示し、試してもらうことが効果的です。

全世界に配信されているブッ壊し!ポップ☆RPGの「クラッシュフィーバー」は、ホーム画面に動画リワード広告を実装。「ハッピーくじ」ボタンをクリックすると、ユーザーは動画広告を見て様々なボーナスを無料でもらえます。このようにホーム画面に広告を設置すると、とても目立つので、ゲームを始めたばかりのユーザーの動画視聴にも効果的です。

ATTACHMENT DETAILS AppLovin-クラッシュフィーバー 動画リワード

また、一度動画リワード広告を視聴ると、次に見ることが出来る(ボタンがクリック可能になる)のは6時間後で、それまではグレーアウトしたボタンの上にカウントダウンが表示されます。これにより、ユーザーは「動画広告が視聴可能になったらアプリを再度起動する」という新しいモチベーションが生まれるため、1日のなかでのセッション数が増える効果も期待できます。

「クラッシュフィーバー」のもう一つの特徴として動画広告を見たときに得られる報酬が一様ではなく、複数ある中身が見えない宝箱からユーザーが自分で1つ選ぶという「ゲーム性」を持たせた形式になっているという点も挙げられます。ともすれば動画リワード広告の報酬の回収が「作業」になってしまいがちなところを、一工夫入れることによって「楽しみ」に昇華させているところは素晴らしく、ぜひ真似したいところです。

 

株式会社NTTドコモ 未来家系図 つぐme

こちらのゲームの動画リワード広告は、非常にユニークな実装法です。道端に落ちている不思議なキノコを食べると、幻想を見るようなエフェクトののちに動画が再生されます。この見せ方は、ゲームの世界観にとてもマッチしているため、「広告臭」がしません。

 

Capcom Mobile, Inc. スヌーピードロップス

こちらのパズルゲームでは、プレイ直前に動画リワード広告を実装。CM動画を見ると、無料で「ブースター」または「盤面をシャッフル」という「ゲーム中に使えるアイテム」がもらえます。シンプルな実装ですが、ユーザーが必ず通る「プレイ前」に導線を挿入し、「これからプレイするゲームで欲しいアイテム」を報酬として付与していることで、高い視聴率が期待できます。

AppLovinn 動画リワード スヌーピードロップス

 

いかがでしょう?このように、いわゆる「課金型」ゲームでも無理なく、自然に動画広告を導入することができます。

動画リワード広告は、収益を最大化するだけでなく、継続率などの KPI を改善することができる、とても魅力的な広告フォーマットです。ただし、「タイミング」や「インセンティブ額」など、実装するに当たって留意すべきポイントがいくつかあります。導入のヒントは、こちらの記事でご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!また、AppLovin Japan チームのメンバーも、豊富な提案経験をもとに、最適な掲載タイミングや報酬内容など幅広くアドバイスできます。お気軽に [email protected] までご連絡ください!

こちらの記事で紹介している事例は、AppLovinのご利用の有無にかかわらず、弊社メンバーが見て特に優れていると思ったものを取り上げています。全てのユーザーが見ることができる情報しか記載していないため事前に許可はとっていませんが、掲載内容に関して削除・訂正などされたい方がいらっしゃいましたら、お手数ですが [email protected] までご連絡ください。

 

Tatsuo Sakamoto|Business Development, Strategic Initiatives