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動画:AppHacks – スケールテストを行うべき理由とは

by Tomoya Katagi on Oct 28, 2021

今回ご紹介する動画では、Lion Studios でプロダクトマーケティングのディレクターを務める Dominic Minogue が、アプリのスケールテストの重要性とメリットについてお話します。

AppHacks の動画はほかにも AppLovin の Youtube チャンネルに多数投稿されていますのでぜひご覧ください。

市場性テストについて取り上げた別のブログ( ゲームのプロトタイプでスケーラビリティを見極める方法)もぜひご覧ください。


動画字幕

AppHacks をご覧の皆様こんにちは。AppLovin のモバイルゲーム・パブリッシャー Lion Studios でプロダクトマーケティングを担当する Dominic Minogue です。

今回は、広告のスケールテストについて、アプリにとっての重要性などを含めて解説します。


スケールテストとは?

より多くの人々にリーチし、アプリを利用してもらうための取り組みでは、テストを通じてユーザーが目にする広告の関連性を向上させることで、全体的に効果的なユーザーの獲得や収益化の方法改善を図ることができます。

テストは、ターゲットとするオーディエンスがどのような広告に最も関心を持っているかを理解するプロセスです。アプリでより良いユーザー体験を実現して最終的にコンバージョンや課金につなげるためにはどのような広告を制作すべきかなど、将来的な意思決定を支えるプロセスになります。

スケールテストによって得られる具体的なメリットには次のようなものが挙げられます。

  • 最良の広告コンセプトを特定する上で必要なデータが得られます。これによって、継続的に配信したい広告のタイプを決定し、効果の低い広告の露出を減らす判断ができます。
  • オーディエンスに対する理解を深め、性別、地域、年齢、行動など、グループをさらに細かくセグメント分けして戦略を立てることができます。
  • 最大限のインパクトを得るための最適化と反復(イテレーション)をスピーディーに行うことができるようになります。例えば、デザインを少し修正し、テストの結果、グループAとBのエンゲージメントのレベルがほぼ変わらないと判明したとします。この場合、さらにコピーを修正して、効果に違いが生まれるかを確認するという判断ができます。

広告テスト実施の方法

効果的なテストを行うためには、まず仮設を立てる必要があります。結果から何を得ようとしているのかをまずは考えます。

:現在のユーザー層は男性が多いが、自社のゲームは女性にも受け入れられると考えている。そこで、女性ユーザーを取り込めるような広告を作りたいが、どのような広告にすべきかがわからない。

まず、ゲームをさまざまな特徴的な機能やストーリーに分解します。これが、テストする広告を構成する要素となるコンテンツです。

ここでは、ターゲットのオーディエンスは女性です。ABテストを行う上での変数は、さまざまなゲームの特徴的な機能とします。ゲームの複数の異なる特徴的な機能をアピールする広告をそれぞれ制作します。次に、オーディエンスをグループに分け、異なるバージョンの広告を表示します。 

その後、結果を分析し、すべての指標を総合的に確認します。必要な調整を行い、結果に基づけば、今後のテストの指針になるような一定の方向性のあるデータがこの最初のテストで得られるはずです。そして、また同じことを繰り返します。

ここでの目的は、効果的なもの、効果的でないものを特定することです。効果的なものを特定したら、その結果に基づいて広告を最適化し、ABテストを重ねるごとにベストな答えに近づいていくはずです。そして最終的には、最適な市場性を特定することができるはずです。

迅速な意思決定

市場性テストの初期段階では、ユーザーが関心を示すことを理解することが重要です。ユーザーが関心を示してエンゲージメントがみられるようであれば、そこに取り組み続けてください。そうでなければ、次に進みます。いずれにせよ、テストを行うことでより迅速な意思決定が可能になり、推測に頼って動くことがなくなります。

テストを行う際に問うべき事柄がいくつかあります。

  • デザイン・訴求力 – すべての色やレイアウトは魅力的か?
  • メッセージ – メッセージは明確か?ユーザーの関心を得られるようなものか?
  • 行動喚起 – ユーザーによる課金・購入を喚起するような広告になっているか?
  • 関連性 – その広告は、自社アプリに関連・適合していて、意味を成すようなものか?

全体的に、詰め込みすぎず、シンプルなものとなるように心がけるのが良いでしょう。目的は、オーディエンスの興味をひくことです。

計測する指標を決める 

指標は、異なる広告のうちどちらがより関心を集めていて魅力的かを判断する一助となります。クリックスルー率やインストール率のほか、ユーザーが離脱前にどれだけ広告を視聴したりアプリを利用したりしたのかを把握できるエンゲージメント関連の指標などが、こうした目的で使用する一般的な指標です。

このように、広告の市場性テストは、エンゲージメントが最も高く、最も適切な広告へと着実に最適化を行うことにつながります。基準を設定し、テストを行い、そしてそれを反復することで、しっかりとデータに基づいた意思決定を行い、最終的にアプリを成長へと導くことができます。

今回はこれで以上です。Dominic Minogue がお届けしました。またお会いしましょう!

Tomoya Katagi|Head of Japan, Business Development